6月19日(火)のコンサートのお知らせです。

6月19日(火)に神奈川県民ホールで行なわれるフェリスコンサートに出演します。詳細は「コンサート予定」をご覧ください。

私が演奏する曲は、ハンガリーの作曲家 B. バルトークの《ミクロコスモスより7つの小品》より抜粋した4曲、及び、ポーランドの作曲家 W. ルトスワフスキの《パガニーニの主題による変奏曲》で、どちらも2台ピアノのための作品です。共演はフェリスの同僚でピアニストの黒川浩さんです。黒川さんは素晴らしいピアニストですが、以前からいつか共演したいと話していて、今回が初の共演となります。

20世紀ポーランドを代表する作曲家 ルトスワフスキ (1913~94) が1941年に作った《パガニーニの主題による変奏曲》、私は若い時に初めてこの曲を聴いて以来、いつか必ず弾こうと思っていました。わずか7分という短い曲のなかで、パガニーニの《ヴァイオリンのための24のカプリス》の終曲に用いられたあの有名なテーマが次々に変奏されていくのですが、最初のテーマが出現したと思った次の瞬間から、今もなお新しい響きや新鮮な刺激にあふれた音の世界が繰り広げられます。テーマがわかりやすいので、初めて聴いても迷子にならずに楽しめる、スリル満点とも言える曲ですが、聴いた後には何とも不思議な余韻が残るのです。

ハンガリーやルーマニアの民謡を熱心に収集していたことでも知られるバルトークが作った《ミクロコスモス》は、知る人ぞ知るピアノ独奏のための曲集ですが、今回演奏する《ミクロコスモスより7つの小品》は、バルトーク本人がそこから7曲を抜粋して2台ピアノのために編曲したものです。今回はプログラム全体の時間の都合で、そこからさらに4曲を選んで演奏します。

東欧がテーマということで、モーツァルト以外は馴染みのない曲が多いとは思いますが、きっと充実したコンサートになると思いますので、ぜひお時間を見つけていらしてくださいね。県民ホールのアクセスも、メニューをクリックしていただくとご覧いただけます。

私事ですが、大学で借りていたパソコンを3月に返して全く新しい機種と交換する必要が生じて以来、IT音痴の私は何をするにも非常に時間がかかり、このHPのサーバーの入り口を見つける自信がないことも加わって、このように更新が滞ってしまいました。時々このサイトを訪れてくださっていた方々には、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。