ショパン、横浜バロック室内合奏団との初共演を終えて(7/2)

ショパンのピアノ協奏曲第1番(室内楽伴奏版)を横浜・上大岡で演奏しました。会場のキャパを二度に分けての昼夜2公演、雨の中を厭わずにご来場くださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで公演が無事に終わり、ほっとしています。

室内楽ヴァージョンは、オーケストラとの共演とは趣が違って、プライヴェートで緊密な感じが出せるのが面白いです。私は室内楽版での全楽章演奏は初めての経験でしたが、名手揃いの横浜バロック室内合奏団との初共演、合わせるごとにどんどん音楽が生き生きしていく過程はとても楽しいものでした。協奏曲と室内楽、私はどちらも大好きなジャンルなので、昨日はその両方をステージで2度も味わうことができて、幸せな一日でした。

ショパンの協奏曲はあれだけの名曲なので、邪魔をせずに素直に咲かせることだけがこちらの仕事なのですが、彼が20歳で作った曲に、こちらは一生かかります。

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